食べると頭が少し良くなる食べ物について
脳が必要とする栄養素はブドウ糖とケトン体のみなのでどちらかを含むか発生させる食物を摂取すれば脳に栄誉が回って回転がよくなる。具体的にはラムネ、MCTオイル、青魚、くるみなどが挙げられる。
頭が良くなる薬であればいいな、と誰もが一度ぐらいは考えるものです。
でも、少しだけなら頭の回転を良くする食べ物というのは、実際にあります。
そういった食べ物は食品ということで安全性も高いので、安心して摂取することができます。
そこで今回は、食べると頭が少し良くなる食品をいくつか紹介してみました。
食べ物によって頭の回転が良くなる理由
食べ物が頭の回転を早くする理由のうち、よく知られているのが、脳に吸収される栄養分です。
現在のところ、脳で使用される栄養分はブドウ糖とケトン体しかないので、このどちらかを含む、ないしは発生させる食材は脳に速やかに栄養分を送り込む働きがあります。
ラムネ
ラムネは頭の回転が良くなる食べ物として、マスコミなどでも取り上げられて話題になりました。
ラムネといっても飲料の方ではなく、お菓子のラムネです。
ちなみに、ラムネを食べるとなぜ頭の回転が良くなるのかといえば、ラムネの成分のほとんどがブドウ糖でできているからです。
脳はブドウ糖をエネルギーとして活動していますが、ブドウ糖は他の糖分よりも吸収が早いので、その分、脳に栄養分が行き渡るスピードが早くなります。
そのため、ラムネを食べれば、脳にすみやかに栄養補給をすることができます。
ただし、一部のラムネはブドウ糖は使用せず、砂糖を使用しているものもあるので、購入する際は注意が必要です。
MCTオイル
最近、人体に様々な良い効果をもたらす食品として、スーパーなどでもよく見かけるようになったのがMCTオイルです。
MCTオイルも脳に良い効果をもたらすとして、注目されています。
MCTオイルの場合、まず肝臓に入るとケトン体という物質が生成されます。
このケトン体はブドウ糖以外で唯一、脳のエネルギー源として使われる栄養分。
そのため、MCTオイルを摂取すると速やかに脳にエネルギーが回るので、脳の働きが活性化します。
また、最近では、ケトン体は認知症にも効果がある、という研究結果が発表されています。
というのも、アルツハイマー病の脳では、ブドウ糖を取り込む機能が弱まっているからです。
そんな場合でも、ケトン体があれば脳に栄養補給することができるため、認知症の改善効果が期待できることになります。。
オメガ3脂肪酸を含む青魚・くるみ
いわし
いわしに含まれるオメガ3脂肪酸の一種、DHA(ドコサヘキサエン酸)は脳の神経にたくさん含まれている成分です。
そのため、脳の神経作用を活性化し、頭の回転を良くする、という説も広く伝わっています。
ただ、一部ではそのような効果は無い、という学説もあります。
しかし、少なくともDHAには血管を綺麗にして血行を良くする効果はあるので、それだけでも脳に良い作用が期待できるでしょう。
また、DHAは認知症にも効果があるという研究結果もあります。
DHAが身体に良いことはほぼ間違いないので、定期的にいわしを食卓の一品として並べておくようにしましょう。
くるみ
くるみに含まれる植物性のオメガ3脂肪酸(α-リノレン酸)は脳の神経などに多く含まれていて、不足すると記憶力や思考力が低下してきます。
また、くるみは脳の認知機能を向上させる効果があることから、認知症を予防する効果がある、とされています。
α-リノレン酸はえごまにもたくさん含まれていますが、くるみは美味しいので、毎日難なく食べられるのが良いところですね。
ナッツ類の中では、くるみが格段にα-リノレン酸の含有量が多いので、健康に配慮したおやつを考えているのなら、くるみを選びましょう。
まとめ
このように、身近な食品の中でも、脳に良い働きをして、頭が良くなる可能性のある食品がいろいろとあります。
MCTオイルなどは一見、高価に見えますが、長期的に見れば格安な健康食品です。
また、いわしやくるみは気軽に手に入れられるので、なるべく積極的に食べておきたい食材ですね。