雨の日に最適!バランスボールを使って効率よく鍛えよう!

コラム

 ジムや公共の運動施設に置いてあることのあるバランスボールですが、いまいち使い方が分からないと思ったことはありませんか?また、乗ってみたけど効果がわからずに終わってしまったなんていう経験をしたことがある人もいると思います。しかし実はバランスボールを使うことでダイエットや筋トレに最適な運動をすることができるのです。ここでは、バランスボールを使うことのメリットや、効果的な使い方を紹介していきます。

バランスボールについて

バランスボールは、別名エクササイズボールとも呼ばれています。元々は、リハビリ用に作られた道具なのですが、現在では一般家庭でも多く使われるようになりましたよね。スポーツ選手もトレーニングで取り入れることもあるそうです。バランスボールは1963年にイタリアで生まれ、日本で一般的に使われるようになったのは2001年以降です。サッカー選手の中田英寿選手がトレーニングに使っていることがテレビで紹介され、日本でもバランスボールが認知されていきました。

バランスボールを使うことのメリット


 バランスボールはさまざまなメリットがあるのですが、ここでは主な3つの効果を紹介します。一つ目のメリットは、インナーマッスルを鍛え、姿勢を整えることができます。バランスボールを使うと、普段は意識して使うことができないインナーマッスルを効率よく鍛えることができます。このインナーマッスルという筋肉は体の奥にあるもので、体のバランスを整えたり、姿勢をよくすることに欠かせない筋肉です。インナーマッスルを鍛えることで、姿勢が良くなり、美しいシルエットにすることができます。バランスボールは、まさに姿勢を矯正するのに最適なのです。
 二つ目のメリットは、ダイエット効果です。バランスボールを使う方は、痩せるために使っている人も多いと思います。先ほども述べたように、バランスボールはインナーマッスルを鍛えることができます。そうすると、基礎代謝を上げることができるのです。もちろん基礎代謝が上がると体脂肪が燃焼し、痩せやすく太りにくい身体にしてくれます。また、ウエストのシェイプアップなどにも効果があり、見た目も引きしまります。
 三つ目のメリットは、肩こりや腰痛の解消になるということです。バランスボールを使うと血行が良くなり、肩こりや腰痛が和らぎます。現在、デスクワークが中心で肩こりや腰痛に悩む人も多いと思います。バランスボールを使ってトレーニングをすれば、全身の筋肉を使って肩こりや腰痛も解消するので、日常に取り入れるには最適です。

バランスボールの使い方

 ここからは、バランスボールの効果的な使い方を紹介していきます。まずは、基本的な腰の横運動です。これは、左右各10回×3セット行いましょう。まず、バランスボールの上に座り、足は肩幅より少し広めに開き、膝を90度に曲げましょう。そして背筋を伸ばし、両手は腰において、顎を軽く引いてください。その姿勢をキープし、上半身と足は動かさずに、腰だけをゆっくり横に傾けていきます。限界まで傾けたら、腰を元の位置に戻して、反対側も同じように行ってください。この運動は、骨盤まわりのインナーマッスルが鍛えることができます。
 次に、腰の前後運動のやり方を紹介します。これも、10回×3セット行ってください。まず、先ほどと同じようにボールの上に座り、足は肩幅より少し広めに開いて膝を90度に曲げます。背筋を伸ばし、両手は腰に、顎を軽く引きます。これは基本の姿勢になるので、ぜひ覚えてください。そして足は動かさず、膝を前に押し出すようにしてボールをゆっくり転がしていきます。ボールが腰の下辺りまで来たら、元の位置に戻しましょう。この運動は、骨盤まわりの強化と腰椎のストレッチに最適な動きになっています。

まとめ

 ここまで、バランスボールのメリットと効果的な使い方を紹介してきました。今は場所を取らない大きさのバランスボールも通販などで気軽に購入できるので、おうち時間に取り入れてみてはいかがでしょうか。

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