辛い頭痛を解消!頭痛体操とは?
頭痛がある日は、何もやる気がおきなくてとても辛いですよね。特に頭痛持ちの方は辛い日々を過ごされていると思います。
実はそんな頭痛を和らげる体操があります!今回は、その体操の方法を紹介していきます。
頭痛の種類
実は頭痛には2種類あります。「片頭痛」と「緊張型頭痛」です。
「片頭痛」は、「月に1~2回から週に1~2回程度の頻度で繰り返し起こる発作性の頭痛」であり、ズキンズキンと脈打つような痛みが頭の片側または両側に起こるのが特徴です。
一方、「緊張型頭痛」は一日中頭が重く、圧迫感があります。パソコン作業のようなうつむき加減の姿勢を長時間続けると、頭を支える首の筋肉が収縮し、触ると首の後ろにゴリゴリとした塊がわかります。首の筋肉にストレスや疲労がたまり、夕方から頭全体が重くなり、締め付けられるような頭痛を感じることから「首こり頭痛」とも呼ばれます。これは肩こりや首こりとともに起きる可能性が高いです。
片頭痛は動かすと悪化するのに対し、緊張型頭痛は散歩など適度に体を動かすことで症状が緩和されます。同じ「頭痛」なのですが、片頭痛は血管が拡張することによって起こり、緊張型頭痛は、血管や筋肉が収縮することによって起こるので、対処法を間違えると悪化する場合もあり、きちんと見分けることが大切です。
片頭痛予防の体操
この体操は自宅やオフィスなどで誰でも簡単にできる約2分間のストレッチで、片頭痛の慢性化を予防してくれる効果があります。まずは首の周りの筋肉は頭を支えたり、動かしたりしましょう。そして正面を向いて、足を肩幅に開きます。頭は動かさず、両肩を大きくコマのようにまわしてください。頸椎(けいつい)を軸として肩を左右に90度まで回転させて戻し、リズミカルに最大2分間、無理のない程度に続けるとよいでしょう。椅子に座って行う場合も同じように、頭を正面に向けたまま左右の肩を交互に前に突き出すように回転させていきます。足は閉じても少し開いても、やりやすい方で大丈夫です。
緊張型頭痛の体操
緊張型頭痛は、肩まわし体操で予防や痛みを軽減させることができます。肩と頭を支える肩僧帽筋の緊張をほぐし血行を良くすることで、首にたまった疲労物質や、痛み物質を取り除くことができます。ますは両ひじを曲げた位置から上着を脱ぐような動作で、肩を中心にして前から後ろへ大きくまわしましょう。前から5回と後ろから5回を2セット、合計20回おこないます。片頭痛予防体操と合わせても、1日3分で完了するストレッチ体操なので、気軽にできますよね。次に正面を向いて、足を肩幅に開きます。両ひじを90度程度に曲げ、肩を中心にして、前から後ろへ「上着を脱ぐ」感じで大きく5回まわしていきましょう。そして先ほどとは反対に「リュックサックを背負う」感じで後ろから前へ、大きく5回まわしていきます。力を抜いて、前からと後ろからまわす体操を2セット行いましょう。これらはすべて、腕ではなく、「肩をまわす」のがコツです。肩がゴリゴリと鳴り「気持ちいいな」と感じるようにまわしていくことがポイントになります。首の筋肉に負担をかけてしまう恐れがあるので、首をグルグルと回すことは絶対にやめてください。
まとめ
ここまで、頭痛の種類や、頭痛を軽減させる体操をいくつか紹介してきましたがいかがでしたか。
慢性的な頭痛はとても辛いですが、このように毎日少しずつストレッチをすることで改善することができます。
頭痛があると一日のやる気も落ちてしまい、ひどい場合は吐き気に繋がってしまうこともあります。
ぜひ参考にして、頭痛の症状を緩和させるために活用してみてください!