足の指を鍛えると若返る!その理由と方法を紹介

コラム

 腹筋やお尻、胸などを鍛える方は多いと思いますが、足の指を鍛えるということはなかなか聞かないですよね。しかし、足の指を鍛えることでさまざまなメリットがあるのです。ここでは、足の指を鍛えることの効果と、その方法を紹介していきます。

足の指を鍛えるメリット

 末永く健康に過ごすためは、身体の健康を維持することが大切ですよね。つまり、身体を鍛えられる運動をするということが大切になってきます。体を支えている部分は足ですよね。その中でも特に大切なのが足指(そくし)なのです。足指の力は、年代とともに低下してしまいます。つまり、年齢を重ねるにつれて足指を鍛えることが大切になってくるのです。
 足の指を鍛える一つ目のメリットは、転倒予防になるということです。実は足の指はバランス能力の維持に非常に大きな役割を担っているのです。立った状態から前方に倒れそうになったとき、足指が屈がって地面をつかむことで身体のバランスを保ち、転倒を防止しています。逆に後方へ倒れそうなときは、足の指が上に反ることで重心を維持しようしているのです。二つ目のメリットは、歩行速度の向上につながるということです。人は歩くとき、足指で地面を掴み、蹴り出すことで歩くことができます。足指の力を鍛えることで、長距離を歩行しても足が疲れにくくなるのです。三つ目のメリットは、体力の維持がしやすくなるということです。足指を鍛えると転倒しにくく、長距離を比較的に楽に歩けるということにつながりますよね。つまり、運動をできる体ということで、体力の維持につながるのです。四つ目のメリットは扁平足(へんぺいそく)の改善につながるということです。「扁平足(へんぺいそく)」とは、足の裏の土踏まず(つちふまず)が少ない状態のことです。扁平足になってしまうと、クッション作用が上手く発揮できず、短時間歩いただけでも疲れやすくなってしまいます。足指を鍛えることで、これらのことが予防できるのです。

足指を鍛える方法

 ここからは、足の指を鍛える方法を紹介していきます。まずは、足指じゃんけん運動です。椅子に座り、足の指をグーに丸めます。次に、親指を上にその他の指をチョキのように下に開きます。そして、足の指1本1本をできるだけ均等にパーのように開きます。どこでも手軽にできる運動なのですが、この運動を繰り返すことで足指が動かしやすくなり、歩いている時にも足指を意識しやすくなるのです。
 次に紹介するのが、タオルギャザーです。まず床にタオルを置き、足指でたぐり寄せるようにして手前に引き寄せていきましょう。転倒が不安な場合は、椅子に座って行うと安全に行うことができます。うまく行うコツは、でタオルの端を踏んで押さえておき、タオルを固定してから足指でたぐり寄せると、スムーズに行うことができます。
 最後に紹介するのは、背伸びです。これは時間がある時に気軽に取り入れられるため、おすすめの方法です。立った姿勢で背伸びをすることで、足指を鍛えることができるのです。コツは、背伸びするときに足指に意識を集中し、足指を曲げるように力を入れることです。普段も無意識にやっているような背伸びで足の指も鍛えられるため、一石二鳥ですよね。

まとめ

 ここまで、足の指を鍛えることのメリットや、足の指を鍛える方法を紹介してきました。なかなか鍛える機会がない足の指ですが、鍛えることでメリットがたくさんありますし、気軽に簡単な方法で鍛えられることがわかりましたよね。年齢を重ねるごとに筋肉も弱まってきてしまうので、ぜひ紹介したストレッチやエクササイズで健康な体を維持していきたいですね。

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