緑茶が健康に良いはホント?効果的な飲み方はある?
緑茶が健康に良いはホントのことです。緑茶には健康に良い成分が多く含まれており、抗酸化作用や脂肪燃焼効果があります。
緑茶とは茶葉を発酵せずにつくったお茶全般のことで、発酵した茶葉はウーロン茶や紅茶になります。
煎茶や玉露は緑茶の中のひとつで、茶葉の栽培方法や加熱方法による違いがあります。
こちらの記事では、緑茶に含まれる主な成分と効果、効果的な飲み方について解説していますので、緑茶に興味があるという方はぜひ参考にお読みください。
緑茶の主な成分と効果
緑茶の主な成分は以下の3つです。
カテキン
カフェイン
テアニン
ひとつずつ解説してきます。
カテキン
カテキンは緑茶の成分の中で一番多く含まれている成分です。ポリフェノールの一種で、お茶の苦味や渋味のもととなります。
カテキンの効果には以下があります。
抗酸化作用
殺菌作用
抗ガン作用
血糖値上昇を抑制する作用
コレステロールを低下する作用
抗アレルギー作用
むし歯や口臭の予防
脂肪燃焼作用
カフェイン
緑茶のカフェインには、脳の働きを活性化し集中力を高めたり、疲労感を軽減させたりする効果があります。
国立がん研究センターの研究によると、煎茶を一日に2杯以上飲むことで脳卒中のリスクが減少することもわかっています。
緑茶のカフェインはコーヒーのカフェインに比べて効き目が穏やかと言われていますが、緑茶の種類によってカフェインの含有量は異なります。
例えば煎茶だとコーヒーの2分の1程度のカフェイン量ですが、玉露だとコーヒーの2倍以上のカフェインが含まれています。カフェインの摂り過ぎは、めまいや不眠症、吐き気などの症状があらわれる可能性がありますので、注意が必要です。
カナダ保健省による注意喚起によると、カフェインの摂取量は健康な成人で1日に最大400mgまでとされています。
テアニン
テアニンは緑茶に含まれるアミノ酸のことで、ストレスを軽減したり睡眠の質を改善したりする効果があります。
緑茶に含まれるアミノ酸は15種類ほどあり、テアニンの含有量はアミノ酸全体の約50%を占めています。テアニンはお茶のうまみ成分で、ほんのり甘い味をしており、玉露などの上級茶葉に多く含まれています。
緑茶の効果的な飲み方
緑茶に含まれるカテキンには脂肪を燃焼する効果があり、運動の1~2時間前に緑茶を飲むと、運動する際に効率よく脂肪を燃焼させられます。
また、食中や食後に緑茶を飲むと、脂肪や糖の吸収を抑制する効果が期待できます。
特に朝食後に緑茶の飲むと、カフェインの効果でスッキリと目が覚めた状態で1日のスタートを切ることができるでしょう。
緑茶の美味しい入れ方
緑茶の美味しい入れ方は緑茶の種類によって違いますが、こちらでは緑茶で代表的な煎茶の美味しい入れ方を解説します
1. 急須・ティースプーン・煎茶・湯呑・80℃程度のお湯を準備する
2. 急須に煎茶の茶葉をティースプーン1杯程度(約2グラム)入れる
3. 急須にお湯を入れて蓋をしたあと、約60秒待つ
4. 最後の1滴まで湯のみに注ぐ
最後の1滴まで湯呑に注ぐことで、2杯目も苦くならずに美味しく飲めます。
茶葉によって、緑茶の味や香りは異なりますので、ぜひお気に入りの茶葉を見つけてみてください。
まとめ
緑茶には健康に良い成分が多く含まれており、ストレス軽減や脂肪燃焼効果などが期待できます。
また、「朝茶は福が増す」など、朝からお茶を飲むことに関することわざがいくつかあり、古くから朝にお茶を飲むことで縁起が良くなると考えられています。
朝からお気に入りの緑茶を飲んで、1日をスッキリとした気持ちで始めましょう!