筋トレの効果的な時間帯や頻度とは?
最近、男性だけでなく女性も筋トレをする人が多くなっていますよね。筋トレは自分の身体を自由にデザインできるし、何より代謝が上がって太りにくくなります。程よい筋肉は、年を重ねるごとに弱くなる骨を支えてくれます。筋トレは老若男女に最適なのです。ここでは、筋トレの効果的な時間帯や頻度を紹介しています。
筋トレのメリット
はじめに、筋トレのメリットから紹介します。筋トレのメリット一つ目は、基礎代謝を上げてくれることです。基礎代謝は、人間が一日何をしなくても消費するカロリーのことで、一日の総消費カロリーの60%を占めています。髪の毛を伸ばす、爪を伸ばす、内臓を動かす、食べ物を消化するなどに使われます。この基礎代謝を上げることで、太りにくい身体にすることができます。
筋トレのメリット二つ目は、美しい姿勢を保てることです。筋肉をつけることで骨を正しい位置に戻し、美しい姿勢を手に入れることができます。年齢を重ねても美しい姿勢で過ごすためには、筋トレが不可欠です。
三つ目のメリットは、有酸素運動の効果を高めてくれます。有酸素運動はウォーキングやランニングなどカロリーを消費する運動のことですが、有酸素運動の前に筋トレを行うことでかなり効果が大きくなります。脂肪燃焼しやすくなり、ダイエット効果も抜群です。
筋トレに最適な時間帯
筋トレに最適な時間帯は、午前中という論文もあれば、夕方という論文もあります。しかし早朝は心拍数や血圧が急上昇してしまうので、控えた方が良いでしょう。体温の関係で考えると、体温が上昇している夕方に効果が出やすいとも言われています。
しかし実際は、自分の生活リズムによって最適な時間帯は決まります。基本的に最も筋力が高まる時間帯は午後2~6時と言われており、最も低い時間は午前6時と夜の10時です。そのため、午後2〜6時に筋トレをするとケガのリスクも減少します。基本的にはこの時間帯が好ましいですが、一概に良いとはいえないので、自分の生活習慣の中で無理のない時間に行うのがよいでしょう。
筋トレの最適な頻度
筋トレの最適な頻度は、一週間に三日程度といわれています。決して毎日やる必要はなく、一日〜二日おきに行えば十分です。筋トレをした後に筋肉が傷つくため筋肉痛が起こります。それを修復する時間も含めて効果があるので、一週間に三日程度で良いということになります。
また、日によってトレーニングをする部位を変えることも大切です。今日は腕と腹筋、今日はお尻と太ももというように、日々部位を変えて筋トレしましょう。また、同じ部位を筋トレする期間は二日空けるようにしましょう。筋肉が再構築して大きくなる期間をしっかりと設けるためです。これをしないで毎日同じ部位を筋トレしてしまうと、再構築が間に合わず筋肉が減少してしまうこともあるので注意してください。
筋トレの最適な時間
筋トレの最適な時間は、インターバルも含めて30分から1時間以内と言われています。筋トレを長い時間やってしまうと筋肉を作るホルモン分泌を妨げ筋肉を細くしてしまい、逆に筋肉の細胞を破壊してしまうので、1日1時間以内でおさめましょう。また、怪我のリスクも高まるため、やりすぎには注意です。
このように筋トレを行えば、一ヶ月〜三ヶ月ほどで効果がで始めると言われています。筋トレで効果を出すには長いスパンが必要なのでとても根気が必要ですが、必ず効果はでるので諦めずに続けてみてください。
まとめ
ここまで、筋トレの最適な時間帯や頻度などを紹介してきました。筋トレは正しい方法で行うことで、効率よく効果を得られます。また、メリットもたくさんあるので、無理のない範囲で続けることが好ましいですね。ジムに登録しなくても、自宅で簡単にトレーニングできる方法もあります。ぜひ参考にして、未来の自分のために筋トレを始めてみてはいかがでしょうか。