入浴剤で得られる効果3選。選ぶときのコツも解説します。
お風呂に入るときに、入浴剤を使う人はどれくらいいるでしょうか。
入浴剤には、泡になる入浴剤や綺麗な色の入浴剤など種類がとても豊富にありますが、数が多いとどの入浴剤を選べばいいのか悩むこともありますよね。
本記事では、入浴剤を入れたことで得られる効果や、選ぶ時のコツを解説していますので、入浴剤選びで迷っている場合、参考にご覧ください。
入浴剤とは
入浴剤は、お風呂のお湯に溶かして利用する商品で、さまざまな効果や香りを楽しめます。主な種類は、塩類・炭酸ガス・ハーブエキスなどの成分で作られたもので、普段の入浴をいつもよりも快適にしたり温浴効果を高めたりします。
入浴剤で得られる3つの効果
入浴剤を使うことで得られる効果は以下の3つです。
リラックス効果
血行促進効果
美肌効果
それぞれ解説していきます。
リラックス効果
アロマオイルや天然ハーブの成分を含む入浴剤は、心と体をリラックスさせてくれます。香りの種類によって、ストレス解消や睡眠の質を向上させることに役立ちますので、その日の気分に合わせた入浴剤を選ぶと良いでしょう。
血行促進効果
炭酸ガスを含む入浴剤には血管を拡張させる作用があり、使用することで血行を促進させます。血液には、酸素や栄養血行を全身に運んでくれるという役割があります。炭酸ガスを含む入浴剤の効果により、滞っていた血流が体の隅々まで行き渡ることで、疲労回復や肩こり、腰痛などの症状緩和につながります。
美肌効果
入浴剤にはミネラルを多く含んだものが多くあります。ミネラルには、肌の保湿効果を高めたり柔軟性を高めたりする効果があります。この他にも、にきびやあせもなどの肌トラブルを改善する効果も期待できます。
入浴剤を選ぶコツ
入浴剤を選ぶときは、次のことを意識しながら選ぶと良いでしょう。
入浴の目的に合わせて選ぶ
自分が心地良い香りを選ぶ
自分の肌質に合わせて選ぶ
それぞれ解説していきます。
入浴の目的に合わせて選ぶ
入浴には、体を綺麗にする目的以外にも、リラックスしたい・疲労回復したい・美肌になりたいなどの目的があるのではないでしょうか。リラックスにはアロマ系、疲労回復には炭酸ガス系、美肌には保湿効果の高い入浴剤などがおすすめです。商品パッケージに記載されている効能や使用方法を、自分の目的に合っているのかをしっかりと確認して選ぶようにしましょう。
自分が心地よい香りを選ぶ
鼻でかいだ香りは、感情や本能、記憶などをつかさどる大脳辺縁系に直接脳に伝達され、その後さらに視床下部に伝達されます。視床下部は自律神経をコントロールしている場所なので、自分が心地よいと感じる香りを選ぶことで、副交感神経が優位になり、リラックスできるのです。
リラックス効果があると言われているアロマの香りには、ラベンダーやサンダルウッド、カモミールやベルガモットなどがあります。入浴剤を選ぶときには実際に香りをかいでチェックするのがおすすめです。
自分の肌質に合わせて選ぶ
敏感肌の人の場合、入浴剤の成分が肌に合わずにかゆみを感じたりピリピリしたりする可能性があります。そのため、入浴剤を選ぶときには、自分の肌質に合ったものを選ぶ必要があります。肌質に合わせて、無香料のものや無着色料のものなど数多くの入浴剤が販売されていますので、成分表示をしっかり確認して選びましょう。
入浴剤の正しい使用方法
入浴剤の効果をきちんと発揮するためには、正しい方法で利用する必要があります。
ゆっくりとお湯に浸かる場合のお湯の温度は38~40℃程度が適温です。お湯の量に合わせて決められた量の入浴剤をしっかりとお湯に溶かしましょう。
しっかりと溶かしきったあとに15~20分程度入浴します。入浴前にはかけ湯をして入ります。長時間の入浴は体力を消耗させてしまいますので、注意してください。
入浴中は汗をかくため、体が脱水した状態になることがありますので、入浴前と入浴後には水分補給を忘れないようにしましょう。
まとめ
入浴剤には多くの種類があり選ぶのが楽しくなりますが、ワクワクする気持ちだけではなく、心や体にも良い影響を与えてくれます。
自分に合った入浴剤を選んで入浴を楽しむことができれば、良い気分転換にもなりストレス解消にも役立ちますので、ぜひ目的に合わせたお気に入りの入浴剤を探してみてくださいね。