健康の鍵は「肩甲骨」!おすすめのエクササイズをご紹介

コラム

「肩甲骨」とは、背中の上部・左右に広がる羽のような骨のこと。

よく「肩こりがひどい人はほぐしましょう!」なんて言われますが、実は肩甲骨周辺をほぐすとたくさんのメリットを感じることができます。

この記事では肩甲骨をほぐすメリットやおすすめのエクササイズをご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

肩甲骨まわりほぐすメリットとは?

「肩甲骨=肩こりに繋がる部分」というイメージをお持ちの方が多いかもしれませんね。
たしかにその通りですが、肩甲骨が影響するのは肩だけではありません。
およそ17つの筋肉と繋がっているため、肩甲骨まわりをほぐすと次のようなメリットを感じられます。

姿勢改善&バストアップ

背中が丸まっている方は、肩甲骨周辺の筋肉が緊張している傾向にあります。
そのため肩甲骨まわりをほぐすと正しい姿勢を取りやすくなり、その正しい姿勢を続けることで悪姿勢を改善することができます。
また、肩甲骨まわりの筋肉の緊張はバストラインにも影響大。
しっかりとほぐせば、キュッと上を向いたバストラインを作ることができるのです。

血行促進

肩甲骨は僧帽筋や三角筋など体の様々な筋肉と繋がっています。
つまり、肩甲骨が固まっているということは周辺の筋肉も固まっているということ。
肩甲骨まわりがやわらかくなれば周辺の筋肉や血管もやわらかくなるため、血行促進にとても効果的です。
血流が良くなれば冷えやむくみといった諸症状も改善することができます。

代謝アップ

筋肉が緊張していると血流が悪くなり、体が冷えやすくなります。
すると代謝が下がり、体は不要なものを溜め込んだり痩せにくくなったりしてしまう傾向に。
様々な筋肉と繋がっている肩甲骨をしっかり動かせば血流が良くなるため、代謝が高まりデトックスしやすい体を作ることができます。

肩甲骨をほぐすおすすめエクササイズ


「すでにガチガチ…」という方、必見です!
肩甲骨をこまめに動かせば、その周辺の筋肉をバランスよくほぐすことができます。
次のエクササイズを積極的に取り入れてくださいね。

ウィンギング

「ウィンギング」は肩甲骨を閉じたり開いたりするエクササイズです。
立った状態でも座った状態でもできるため、仕事や家事の合間にちょこっと取り入れてみてくださいね。

<やり方>
1.両足で立つorラクな姿勢で座る
2.両手のひらを胸の前かそれよりやや高い位置で合わせる
3.吸う息に合わせ、手のひらを外側に向けながら手を開き肩甲骨を寄せる
4.吐く息に合わせて手を前に移動させ、肩甲骨を開いて手の甲から肘にかけてを合わせる
5.3-4を数回繰り返す

<ポイント>
・3のとき目線はやや上、4のとき目線は自分の体に向ける
・背骨を大きく動かすイメージで行う
・呼吸を止めずに行う

Wエクササイズ

「Wエクササイズ」は手を使ってローマ字の「W」を作るエクササイズです。
肩甲骨の動きを意識しながら行うことで、体の背面にある筋肉にバランスよく刺激を加えることができます。

<やり方>
1.両足で立つorラクな姿勢で座る
2.両手をそれぞれ斜め上に向けて伸ばし、手のひらを正面に向ける
3.息を吐きながら肘を曲げ、肩甲骨を寄せる
4.息を吸いながら2の姿勢に戻る
5.3-4を数回繰り返す

<ポイント>
・目線はやや上に向けた状態で動作を繰り返す
・腰が反らないよう、お腹に軽く力をいれた状態で行う
・肘を背中側に寄せるようなイメージで行う

まとめ

すでに肩甲骨周辺が固まっている人は、まずは動かすことから。
凝りが気にならない人は継続的に動かすことが大切です。
スキマ時間に肩甲骨を動かして、軽やか&スッキリした体を手に入れましょう!

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