便秘薬に頼らない!「出せる体」になるためには?

コラム

「2~3日に1回しか出ない…」
「便秘がちでお腹がぽっこり…」
なんて便秘にお悩みの方、必見です!

スッキリしないときは便秘薬に頼りたくなるかもしれませんが、便秘薬を常用していては根本的な解決はできません。

この記事では便秘の原因や「出せる体」になる簡単な習慣を紹介しますので、ぜひ取り入れてみてくださいね。

実は怖い!便秘の悪影響とは?


定期的に出ないと気になる人もいれば、「しばらく出てない気がする…」と便秘をあまり気にしない人もいるかもしれませんね。

しかし、便秘は様々な悪影響をもたらす大変怖いものです。

まず挙げられるのが、不要なものを溜め込むことによるデメリット。
肌が荒れてしまったり、ひどくなると息や体臭が臭くなったりすることもあります。

続いて挙げられるのが、腸内環境の乱れによる悪影響。
腸内環境が乱れると免疫力が下がるため体調を崩しやすくなるほか、精神の安定に作用する「セロトニン」というホルモンが分泌されにくくなるため、気持ちがネガティブになる可能性もあります。

さらに、腸内に汚物が溜まることで大腸がんなどのさらに大きな病気を引き起こす可能性も。

便秘は放置せず、しっかり解消するよう心がけましょう。

便秘になる原因


便秘の原因は様々。
その中でも代表的な理由として挙げられるのが、食物繊維不足です。
食物繊維には水分を吸収して便のかさを増したり、善玉菌の餌になり腸の働きを活性化させたりする役割があります。
そのため、不足すると便がスムーズに排泄されにくくなるのです。

また、食物繊維をたっぷり摂っていたとしても、体内の水分が少なければ便は硬くなってしまいます。
つまり、水分不足も便秘の原因の一つです。

そしてもう一つ大きな要因として挙げられるのが、運動不足。
筋力の低下により腸が下がることで、便の移動が妨げられることがあります。

さらに、体を動かさなければ腸に刺激が加わらないため腸の働きが促されず、便が滞留してしまうことがあるのです。

「出せる体」になる習慣


手ごわい便秘には、毎日のケアが大切です。
簡単に意識できるポイントを紹介しますので、今日から実践しましょう!

便秘解消に良い栄養を摂る

便秘知らず体になるためには、栄養に気を付けることが大切です。
まずは野菜等に多く含まれる「食物繊維」を摂るよう心がけましょう。
食物繊維には海藻やもち麦などに含まれる「水溶性食物繊維」、野菜やキノコなどに含まれる「不溶性食物繊維」に2種類があり、どちらもバランスよく取り入れるのがポイント。

また、便が移動しやすい腸を作るためには一定の油分が必要です。
オリーブオイルやココナッツオイル、魚に含まれる油など、良質な油を取り入れるよう意識してみてくださいね。

水分を多めに飲む

排出されやすい柔らかい便を作るためには、水分がかかせません。
1日1リットルを目安に水分を取り入れるようにしましょう。
ポイントはコーヒーや清涼飲料水ではなく、水を飲むこと。
コーヒーには利尿作用がある「カフェイン」が含まれており、清涼飲料水には糖質が含まれていることが多いため、たくさん飲むとかえって悪影響を及ぼすこともあります。
体を冷やさないよう、常温の水を飲むよう心がけてくださいね。

運動で腸を刺激する

元気な腸をつくるためにも、適度な運動を取り入れましょう。
まとまった運動ができない場合は、階段を使ったり1駅分歩いたりするだけでもOKです。
また「体をひねる」「脇腹を伸ばす」という動作は腸に刺激が加わりやすい動作です。
家事や仕事の合間にちょこっとストレッチしてみてくださいね。

まとめ


便秘は溜めれば溜めるほど排泄されにくくなります。
どっさりと溜め込んでしまう前に、こまめなケアで「出せる体」を目指しましょう。
体が軽くなり、肌もキレイになり、毎日快適に過ごせるようになりますよ!

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