マンモグラフィ検査とは?受けるメリット・デメリットを解説

「マンモグラフィ検査は何歳から受けた方がいい?」
「乳房に違和感がある。マンモグラフィ検査を受けるべき?」
「マンモググラフィ検査の放射線が体に良くないのでは?」
このような疑問をもっている人も多いのではないでしょうか。
マンモグラフィ検査は40歳以上の人に推奨されている検査で、乳がんを早期発見するメリットがあります。
本記事では、マンモグラフィのメリット・デメリットについて解説しています。マンモグラフィ検査に不安を感じている人は記事を読んで、ぜひ検査の大切さを確認してみてください。
マンモグラフィとは乳房専用X線検査のこと
マンモグラフィは乳房専用のX線検査のことで、乳房を板で薄くつぶすように圧迫して撮影します。圧迫して乳房を薄くする理由は、正常な乳腺の重なりを少なくして病変がないかを観察しやすくするためです。乳房の片方の乳房ごとに縦方向と横方向に圧迫した撮影した画像からは、触診してもわからない小さながんなどの病変を見つけることができます。
マンモグラフィを受けるメリット
マンモグラフィを受けるメリットは以下の3つです。
病変の早期発見ができる
乳がんによる死亡率を低下させる
乳がんへの不安を軽減させる
それぞれ解説していきます。
病変の早期発見ができる
マンモグラフィ検査では、触ってもわからないほどの小さなしこりなどを発見することに優れています。そのため初期の乳がんなどの病変を早期発見し、治療にとりかかることができるのです。
乳がんの進行度によって0~5のステージに分かれていますが、ステージ1の場合には5年生存率が98%、10年生存率は90%以上だといわれています。
乳がんによる死亡率を低下させる
マンモグラフィは、乳がんによる死亡率を低下させることが科学的に証明されている検査です。そのため、アメリカやイギリスなどの先進国では、マンモグラフィによる乳がん検診が推奨されており、70%以上の女性が受診しています。しかし、日本では40歳以上のマンモグラフィ検査を受診する割合が44.6%となっているのが現状です。
ただし、40歳未満の人の場合は乳腺が発達しておりマンモグラフィ検査での異常がわかりにいくいため、死亡率につながる化学的根拠はありません。
乳がんへの不安を軽減できる
マンモグラフィ検査をすれば、「もしかして乳がんかも」という不安を軽減できます。女性は乳がんでなくても、乳房に痛みやしこりなどの異変により不安を感じるケースがあります。
しこりや痛みのほとんどは乳がんでない場合が多いものの、自分では本当に大丈夫なのか心配してしまうものです。しかし、マンモグラフィ検査を受けて「異常なし」の結果を聞けば、不安を軽減することができるでしょう。
また、万が一異常の場合でも、治療を早期に開始できますので高い確率で治すことができます。
マンモグラフィを受けるデメリット
マンモグラフィを受けるデメリットは以下の2つです。
放射線による被ばくがある
検査のときに痛みがある
それぞれ解説していきます。
放射線による被ばくがある
マンモグラフィ検査は放射線被ばくがありますが、普段の生活の中で浴びる放射線と同じ程度のため健康に大きな影響を及ぼすことはありません。
そのため被ばくによる健康への影響よりも、検査をしないことにより、乳がんの早期発見が遅れることへの影響の方が大きいと考えられています。
検査のときに痛みがある
マンモグラフィ検査では、乳房を強く圧迫するときに痛みを感じることもあります。乳房の大きさよりも乳腺の量によって痛みの程度に違いがあり、とくに乳腺が発達している20~30代の人は痛みを感じやすいようです。
マンモグラフィ検査は40歳から始めよう
マンモグラフィ検査は、40歳から2年に1回のペースでおこなうことが推奨されています。
40歳未満の場合は乳腺の密度が高いため、マンモグラフィ検査をおこなっても異常がわかりにくく、痛みなどのデメリットの方が多いため推奨されていません。
まとめ
マンモグラフィ検査をおこなうことで、乳がんの早期発見につながり自分の命を守ることができます。日本では検査をする人が少ないため、先進国の中で唯一、乳がんによる死亡者が増加傾向にあることがわかっています。
毎日を健康的に過ごすためにも、40歳になったら、2年に1度のマンモグラフィ検査をおこないましょう。