プロテインにダイエット効果はなし!?上手な付き合い方とは

コラム

「プロテイン=マッチョのもの」というのは一昔前の話。
今ではコンビニやスーパー等でも手軽に手に入るようになり、老若男女問わずプロテイン飲料を取り入れる人が増えつつあります。

しかし、プロテインをダイエット飲料だと思っていませんか?
実はプロテインそのものにはダイエット効果はありません。

この記事ではプロテインとの上手なつき合い方について解説します。

そもそもプロテインってなに?


「プロテイン」とは、三大栄養素の一つである「タンパク質」のこと。
筋肉や皮膚、髪の毛を作ったり、ホルモンや免疫物質の生成を助けたりする役割を果たしています。

つまり体を健康的に保つために欠かせない存在であり、性別や年齢を問わず必要な栄養素なのです。

ちなみに、タンパク質は肉や魚、卵や大豆などに豊富に含まれており、食品からでも取り入れることができます。

ダイエット効果はないの?


結論から言うと、プロテインを飲むだけではダイエットになりません。

むしろ摂取カロリーが増えてしまい、かえって体重が増えてしまうケースもあります。

プロテインでダイエットをするなら、筋トレとセットで取り入れるのが正解。

プロテインには筋肉を構成する役割があるため、筋トレをした後で取り入れると筋肉量を増やすことができます。

筋肉が増えれば基礎代謝が上がったり体が引き締まったりするため、結果的に「ダイエットに成功した」と言えるでしょう。

プロテインを飲むベストタイミングとは?


プロテインを飲むのに最もおすすめのタイミングは、筋力トレーニング後。

筋トレによって壊れた筋肉を効率よく修復&パワーアップさせることができます。

特に、トレーニング終了後30分以内に取り入れるとより効果的です。

筋トレをしない場合、プロテインは必要?


「筋トレ後のプロテインがいいなら、筋トレしない日は飲まないほうがいいの?」と思った人も少なくないはず。

実は現代人はタンパク質が不足しがちな傾向にあるため、筋トレの有無に関わらず積極的な摂取がおすすめです。

とはいえ、取り過ぎはカロリーオーバー&体に負担がかかってしまうため、「体重×1g」を1日の目安に取り入れましょう。

ちなみに、立ち仕事や力仕事などをしている活動量が多い人は「体重×2〜3g」ほど取り入れるのがベスト。

ぜひ次のようなタイミングで取り入れてみてくださいね。

朝食に取り入れる

パンのみ、おにぎりのみなど、簡素になりがちな朝食は、プロテインを取り入れるタイミングにピッタリ。

手間をかけずに栄養バランスを整えることができます。

また、朝にプロテイン(タンパク質)を摂ると、代謝が上がりやすくなったり睡眠の質が上がったりとメリットがたくさん。

そのまま飲むのはもちろん、ヨーグルト等に混ぜて食べるのもおすすめです。

おやつがわりに取り入れる

糖質や脂質がたっぷり入ったおやつを食べるなら、それらをプロテインに変えるのがおすすめです。

ケーキや和菓子は1つ200kcalを超えるものが多いですが、プロテインなら1杯100〜120kcalほど。

おまけに糖質や脂質は低く、不足しがちなタンパク質を補えるため、体に優しい間食になります。

おやつをドリンクにするのは抵抗があるという場合は、プロテインバーがおすすめ。

固形タイプなので食べ応えがあり、さまざまなフレーバーがあるので食べ比べも楽しむことができます。

まとめ


「プロテインを飲めば痩せる!」と勘違いして、大量に取り入れるのはNG。

とはいえ不足しがちな栄養素でもあるので、タイミングや量を考慮しつつ意識的に取り入れてみてくださいね。

健康的な体、引き締まったボディ、ツヤツヤの髪の毛や肌をGETできますよ。

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