セルライトができる原因は?予防する方法はあるの?

コラム

お尻や太ももに凸凹した皮膚がみられることがありますが、これはセルライトと呼ばれるものです。
こちらの記事では、セルライトができる原因や予防法を解説していますので、セルライトが気になる人はぜひ参考にお読みください。

セルライトができる原因

セルライトができる原因にはいくつかあります。
こちらでは、
 セルライトとは?
 セルライトができる5つの原因
について解説します。原因が何かを知れば予防もできますので、確認していきましょう。

セルライトとは?

セルライトとは、体外に排出できなかった老廃物や余分な水分が、皮下組織の内側にある脂肪細胞とくっついて大きくなったもので、皮膚が凸凹の質感になります。
脂肪細胞が大きくなると血管やリンパ管が圧迫されるため、血液やリンパ液の循環がうまくできません。
そのため、冷えやむくみ、肩こりや腰痛などの不調を引き起こします。

セルライトができる5つの原因

セルライトができる原因には以下の5つがあります。
 長時間同じ姿勢
 運動不足
 食生活
 ストレス
 加齢
セルライトを解消するためには、原因を知ることから始まります。ひとつずつ解説していきますので確認していきましょう。

長時間同じ姿勢

長時間同じ姿勢をしていると、血液やリンパ液の流れが悪くなってしまいます。特に、下半身には重力の影響で老廃物が溜まりやすく、座りっぱなし、立ちっぱなしの場合、お尻や足にセルライトができやすくなってしまいます。

運動不足

運動不足になると筋肉が衰えてしまい、血液やリンパ液を循環させるポンプの役割をうまく果たせません。また、代謝も悪くなるため脂肪が蓄積されやすくなります。このため体内循環が滞り、体外に排出されない老廃物と脂肪がくっつくことでセルライトができます。

食生活

肉の脂身や揚げ物、バターや菓子パンなどには、悪玉コレステロールを増加させる飽和脂肪酸が多く含まれています。
悪玉コレステロール値が高くなると血管を詰まらせる原因となり、結果、体内循環も悪くなってセルライトができる原因となります。

自立神経の乱れ

ストレスや睡眠不足は交感神経を優位にし、自律神経を乱れさせる原因です。
自律神経が乱れ交感神経が優位になると、血管が収縮するため体内循環が悪くなり、セルライトができる原因となります。

加齢

年齢を重ねると筋肉量や代謝量が低下するため、脂肪や老廃物をためやすくなり、セルライトができます。

セルライトを予防する方法

セルライトが一度できてしまうと、セルフケアでは完全に消すことができないと言われています。
セルライトを予防するには以下の方法をお試しください。
 マッサージ
 食生活の改善
 湯船にしっかり浸かる
 定期的な運動
それぞれ解説していきます。

リンパマッサージ

リンパマッサージをするとリンパの流れが良くなり、老廃物や余分な水分の排出が促進されます。
リンパマッサージをするときは、オイルやクリームなどを使って手を滑りやすくしましょう。また、強い力でやり過ぎるとアザになってしまうことがありますので、気持ち良いと思うくらいの強さでおこなってください。

食生活の改善

食事のときにはバランス良く食べるように心がけましょう。肉や揚げ物ばかり食べずに、野菜やキノコ類、海藻などもしっかり摂取する必要があります。
また塩分の多い食事はむくみの原因となり、ひいてはセルライトを作る原因ともなりますので、注意が必要です。

湯船にしっかり浸かる

お風呂に入るときには、湯船にしっかりと浸かりましょう。ぬるめの湯船にゆったりとつかってリラックスすると、自立神経が副交感神経に切り替わり、血管が拡張されます。
このため体内の循環が良くなり代謝も上がるため、セルライトの予防に効果的です。

定期的な運動

定期的な運動は、筋肉量を増加させ代謝を上げる効果があります。特にふくらはぎの筋収縮はポンプの役割をしていて、重力の影響で足元に溜まりやすい血液を心臓に戻してくれています。しかし、筋肉量が低下するとポンプの力が弱まってしまうことに。
体内循環をスムーズにさせるためには、ウォーキングやヨガなどの運動をして、筋肉量の維持・増加に努めると良いでしょう。

まとめ

セルライトの予防には、筋肉量を増やして代謝をあげ、体内循環を良くすることが大切です。
食生活や日頃の運動を見直して、セルライトをつくらないようにしましょう!

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