ゆらぎ肌の特徴とは?原因やスキンケアのコツを解説

「急いつも使っている化粧水がしみる」
「いつもよりも肌が乾燥して、ゴワゴワする」
この状態、肌がゆらいでいる可能性があります。
本記事では、ゆらぎ肌の特徴や原因などを解説していますので、最近肌の調子が悪いとお悩みの場合、参考にご覧ください。
ゆらぎ肌とは?
ゆらぎ肌とは、肌が一時的に敏感になり、肌のバリア機能が低下した状態のことです。春先や秋口などの季節の変わり目になりやすく、いつもと同じスキンケアをしているにもかかわらず、肌が乾燥したりゴワゴワしたりします。
敏感肌との違いは、肌のバリア機能の低下が「一時的」か「慢性的」かです。
ゆらぎ肌の特徴
ゆらぎ肌の特徴には以下のものがあります。ご自身の肌の状態と合わせてチェックしてみましょう。
1. いつものスキンケア商品がしみる
2. 保湿をしても乾燥する
3. 急に吹き出物が増える
4. 皮膚が赤みを帯びている
5. 肌がゴワゴワしたりザラザラしたりする
肌がゆらぐと、普段の生活習慣やスキンケアの方法を変えたわけでもないのに、一時的に上記のような肌になってしまいます。
ゆらぎ肌になる5つの原因
ゆらぎ肌になる原因は以下の5つです。
気温の変化
花粉やハウスダスト
紫外線
心身のストレス
ホルモンバランス
それぞれ解説していきます。
気温の変化
冬から春になる頃や夏から秋になる頃は朝晩の気温差が激しく、身体が体温を一定に保とうとするため、体温をコントロールしている自律神経が乱れがちです。
自律神経が乱れると肌のターンオーバーも乱れることがわかっており、肌が荒れやすくなります。
花粉やハウスダスト
花粉やハウスダストが肌に付着すると、アレルギー反応により、かゆみや発疹の症状があらわれることもあります。
肌をこすったりかいたりすると皮膚を傷つけてしまうため、注意が必要です。
紫外線
紫外線は、皮膚の中で活性酸素を過剰に発生させ細胞にダメージを与えるため、肌の乾燥やしわ・たるみを引き起こします。
紫外線は夏だけでなく一年中地上に降り注いでいますので、生活シーンに合わせた日焼け止めを塗るなどの紫外線対策が必要です。
心身のストレス
心身のストレスは自律神経を乱す原因です。自律神経は、交感神経と副交感神経とが適切にスイッチを切り替えながらバランスを保っています。
しかし、過剰な心身のストレスは交感神経を優位にし、自律神経を乱すことに。結果として、心身のストレスにより肌のターンオーバーも乱れるため、ゆらぎ肌になってしまいます。
ホルモンバランス
肌のゆらぎは、男性も女性もホルモンバランスの影響を強く受けがちです。特に女性の場合は、月経前・妊娠中・出産後・更年期などのホルモンバランスが乱れるタイミングで、肌が乾燥しやすくなったり、肌のベタつきによって吹き出物ができやすくなったりします。
男性も同様に、男性ホルモンのテストステロンの分泌量によって、肌のゆらぎを感じます。
ゆらぎ肌を整えるスキンケアのコツ
ゆらぎ肌を整えるスキンケアのコツは以下のとおりです。
刺激が少ないクレンジング剤を使う
32~34℃のぬるま湯で洗顔する
念入りに保湿する
それぞれ解説していきます。
刺激が少ないクレンジング剤を使う
ゆらぎ肌は刺激を受けやすいため、クレンジング剤は低刺激のミルクタイプやジェルタイプを使用するのがおすすめです。
ただし、オイルタイプと比較するとメイクが落ちにくい傾向にありますので、濃いメイクの場合は向いていません。
肌がゆらいでいるときは、化粧品の成分も刺激になりがちなので、薄めのメイクを心がけると良いでしょう。
32~34℃のぬるま湯で洗顔する
洗顔するときは、少し冷たいと感じる程度のぬるま湯を使用しましょう。温度が高いと必要な皮脂まで洗い流してしまい、乾燥を促進させてしまいます。
また、洗顔後にタオルでふき取るときは、ゴシゴシせずに軽く押さえるようにして水分をふき取ってください。
念入りに保湿する
洗顔後の肌は乾燥しやすくなっているため、はなるべく早い段階で保湿をすることが大切です。
化粧水をたっぷりつけて馴染ませたあと、すぐに乳液やクリームなどでフタをしてあげましょう。
乾燥が強い場合はシートパックを使用するのもおすすめです。
まとめ
ゆらぎ肌は、気温差やストレスなどの影響を受けて肌のバリア機能が低下することで、一時的に肌が乾燥したりザラザラしたりします。
ゆらいでしまった肌を整えるためには、バリア機能を回復させてあげるスキンケアが必要不可欠です。スキンケアのコツを取り入れて、ゆらぎのない健康的な肌を取り戻しましょう。