もう疲れた…。そんな時はこの栄養&食材で疲労回復!

コラム

仕事に家事に、何かと忙しい毎日。
気がつくと「もう動けない…」なんて疲れていたりしませんか?

そんな時は、疲労回復を促す栄養を積極的に取り入れて、元気を取り戻しましょう!

この記事では疲労回復に役立つ栄養や食材について解説します。

疲れている時に取り入れたい栄養&食材

ビタミンB群

まず積極的に取り入れたいのが、ビタミンB群です。
主にエネルギーの生産を助けるため、疲労回復に役立ちます。

ビタミンB群は全部で約8種類ありますが、その中でも特に積極的に取り入れたいのが次の3つです。

・肉体的な疲労回復を促す「ビタミンB1」
・ストレスによる不調を緩和する「ビタミンB2」
・倦怠感や免疫力の低下による口内炎、肌荒れ等を緩和する「ビタミンB6」。

加えてビタミンB12やナイアシン、葉酸などそのほかのビタミンB群もバランスよく取り入れましょう。

▶︎おすすめの食材
豚肉、鶏肉、レバー、納豆、卵、カツオ、玄米など

ビタミンC

続いておすすめなのが、ビタミンCです。
ビタミンCには疲労を引き起こす「活性酵素」を抑える働きがあります。

「活性酵素」は老化を引き起こす成分でもあるため、アンチエイジングしたい人におすすめの栄養です。

▶︎おすすめの食材
アセロラ、キウイフルーツ、柑橘類、ピーマン、ブロッコリー、キャベツなど

タウリン

肝臓の働きを促すタウリンも、疲労回復したい時におすすめの栄養の一つです。
タウリンは老廃物の除去を助ける役割を果たすため、体へのダメージを軽減する効果があります。

また、血圧を正常に保つため高血圧の方にもおすすめです。

▶︎おすすめの食材
牡蠣、イカ、タコ、貝類、鯖、ブリ等の血合など

鉄分

疲労の原因の一つが、体に運ばれる酸素量が減ること。
酸素が行き届かなくなることで、強い疲労感や倦怠感を感じることがあります。

それを防ぐ役割を果たすのが、鉄分です。
積極的に取り入れることで酸素を全身へスムーズに運ぶことができるようになり、疲れにくい体を作ります。 

▶︎おすすめの食材
レバー、砂肝、カツオ、レンズ豆、納豆、小松菜、ほうれん草など

ブドウ糖

ブドウ糖とはざっくりまとめると「糖質」のことで、体のエネルギー源になります。
積極的に取り入れることで精神的な疲労を回復させたり、筋肉に溜まった疲労物質を取り除いたりするため、体には欠かせない栄養です。

ダイエットのために炭水化物や甘いものを控えている人は不足しがちなので要注意。
適度に取り入れるように心がけましょう。

▶︎おすすめの食材
ご飯やパンなどの主食類、芋類、果物類、砂糖など

マグネシウム

マグネシウムは、体の様々な機能を維持するために必要不可欠な栄養素。
そのため、不足すると疲労を感じやすくなります。

また、マグネシウムは「天然の精神安定剤」と呼ばれることがあるほど、精神面にも大きく影響します。
積極的に取り入れることで、精神的な疲労を取り除くことも可能です。

▶︎おすすめの食材
アーモンド、大豆、きな粉、煮干し、海藻など

カルシウム

「イライラするのはカルシウム不足」とよく言われるように、カルシウムは神経系の過剰な反応を抑える働きがあります。
つまり、積極的に取り入れると精神的な疲労を取り除くのに効果的です。

カルシウムはマグネシウムと拮抗して働くため、マグネシウムと一緒に摂るのがおすすめです。

▶︎おすすめの食材
干しエビ、じゃこ、チーズ、ヨーグルト、プルーンなど

まとめ


一度に全てを食べるのは難しいものです。
手軽に取り入れられそうなものから取り入れてみましょう。
また、最近はご紹介した栄養素が含まれたおやつ等も多く販売されています。
食事にこだわらず間食でもOKなので、積極的に取り入れてくださいね。

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