のどがイガイガする原因7選と対処法を解説

「のどがイガイガして不快」
「熱はないけど風邪かな」
「イガイガが続くのは何かの病気?」
このような疑問をもつ人もいるのではないでしょうか。
のどがイガイガする原因には、細菌やウイルス、空気の乾燥などがあります。本記事では、のどがイガイガする原因7選や対処法を解説しています。
この記事を読んで、不快な、のどのイガイガを解消しましょう。
のどがイガイガする原因7選
のどがイガイガする原因には以下の7つがあります。
細菌やウイルス
花粉などのアレルギー
空気の乾燥
口呼吸
のどの使い過ぎ
お酒やたばこ
逆流性食道炎
それぞれ解説していきます。
細菌やウイルス
細菌やウイルスが口の中に入ると、感染してのどがイガイガします。この場合は次第に痛みに変わり、ひどい場合はつばを飲み込むのも痛くなることがあります。
花粉などのアレルギー
花粉などのアレルギーがあると、花粉やホコリなどを吸い込んだ場合にのどがイガイガしてしまいます。これはのどの粘膜に花粉やホコリが付着すると、体の免疫システムが異物が侵入してきたと判断しアレルギー反応を起こすためです。
空気の乾燥
空気が乾燥すると口の中も乾燥してしまいのどの粘膜が刺激を受けやすいため、のどがイガイガします。また、乾燥すると、細菌などにも感染しやすくなるため、マスクを着用したり、水分補給をしたりしましょう。
のどの使い過ぎ
長時間話し続けたり大声を出し続けたりすると、のどが炎症を起こしてイガイガする原因になります。
これはのどの使い過ぎによるもので、イガイガするほかにも声がかすれてしまうなどの症状があります。
お酒やたばこ
お酒やたばこはのどに強い刺激を与えるため、飲み過ぎたり吸い過ぎたりするとイガイガする原因になります。
また、大量のアルコールを摂取したあとは、分解するために大量の水分を必要とするため、のどが乾燥しやすくさらにのどがイガイガしがちです。
逆流性食道炎
逆流性食道炎でも、のどがイガイガすることがあります。逆流性食道炎とは、胃酸などが逆流してしまうことです。逆流した胃酸などによりのどが炎症を起こすため、イガイガしてしまいます。
のどがイガイガする仕組み
のどのイガイガは、粘膜やその周りの組織が刺激されることで起こります。これは、さまざまな刺激から体を守ろうとする生体防御反応によるもので、炎症が悪化するとイガイガから痛みに変化することもあり、つばや食べ物を飲み込めなくなることもあります。
のどがイガイガするときの対処法
のどがイガイガするときの対処法には以下の7つがあります。
水分を補給する
部屋を加湿する
鼻呼吸を意識する
のどを休める
お酒はタバコを控える
のどあめやトローチをなめる
医療機関を受診する
それぞれ解説していきます。
水分を補給する
のどのイガイガは、口の中が乾燥することで起こります。そのため、口の中が乾燥しないようにこまめに水分補給をしましょう。
部屋を加湿する
これも水分補給をすると同じで、口の中の乾燥を防ぐために部屋を加湿しましょう。部屋を加湿する方法は、加湿器を使用する、室内に洗濯物を干す、床を水拭きする、観葉植物を置くなどがあります。
鼻呼吸を意識する
呼吸するときは鼻呼吸を意識しましょう。口呼吸をすると、ダイレクトに細菌やウイルスなどが口の中に侵入してきます。しかし鼻呼吸をすれば、鼻毛や鼻の粘膜によってブロックされるため、のどがイガイガする原因物質はなかなか入り込めません。
のどを休める
のどがイガイガするときはなるべく話しをしないで、のどを休めましょう。無理にのどを使ってしまうと炎症を起こして、イガイガから痛みに変わってしまう可能性があります。
お酒やたばこを控える
のどがイガイガするときや痛みがあるときはお酒やたばこを控えましょう。アルコールやたばこの成分はのどに刺激を与えてしまいます。のどに違和感があるときは悪化させてしまう恐れもありますので控えたほうが良いでしょう。
のどあめやトローチをなめる
のどあめにもトローチにも、のどの違和感を穏やかにする成分が含まれていますので、のどあめやトローチをなめると、のどのイガイガした違和感を抑えることができます。
医療機関を受診する
のどのイガイガが続く場合や痛みがある場合には医療機関を受診しましょう。医療機関で症状を診てもらえば、症状に合わせた最適な治療法を提案してもらえるでしょう。
まとめ
のどがイガイガすると、何かの病気かなと不安になることがあります。イガイガの原因はさまざまですが、放置したままにすると悪化して痛みに変わる可能性も。
のどのイガイガが長引く場合や、のど以外の症状がある場合は早めに医療機関を受診することをおすすめします。