急にほくろが増える原因4選|予防にはUV対策が必須

「鏡で顔を見たときに、今までなかった場所に急にほくろができていた」という経験をしたことがある人もいるのではないでしょうか。
ほくろの原因は紫外線によるものが多く、しっかりとした紫外線対策で予防が可能です。
本記事では、急にほくろが増える原因や、紫外線対策の仕方などを解説しています。
ほくろが急に増えて悩んでいる場合、参考にご覧ください。
急にほくろが増える原因4選
ほくろが急に増える原因は以下4つです。
1. 遺伝や体質
2. 紫外線
3. ホルモンバランスの変化
4. 加齢
それぞれ解説していきます。
1.遺伝や体質
ほくろの発生は遺伝と関係しています。なぜなら、メラニン色素を作り出す「メラノサイト」の活性度は遺伝によって決まっているからです。
そのため、家族にほくろが多い場合は、自身もほくろができやすい傾向にあります。
また、生まれつき肌の色が濃い人は、メラニンが沈着しやすい体質のため、ほくろができやすいといわれています。
2.紫外線
ほくろが増える最大の原因は紫外線です。紫外線を浴びると、肌を守るためにメラノサイトが活性化し、メラニン色素を作り出します。
このメラニンが局所的に沈着したものが、ほくろとなり現れるのです。特に、繰り返し日焼けした部位や、普段から日光に当たりやすい顔や腕などは、ほくろができやすくなります。
3.ホルモンバランスの変化
ホルモンバランスが乱れると、肌のターンオーバーの間隔も狂いがちです。ターンオーバーが遅くなると、古い角質や色素が排出されにくくなり、メラニン色素が肌に沈着しやすくなります。
そのため、思春期や妊娠期、更年期など、ホルモンバランスが大きく変化する時期に、ほくろが増えやすくなります。
4.加齢
年齢を重ねることでも、ターンオーバーは遅くなります。これは、細胞分裂により新しい細胞を作りだしている基底細胞の機能が、加齢により低下するためといわれています。
このことにより、それまで目立たなかったほくろが濃くなったり、新たなほくろができたりすることが増えるのです。
ほくろ予防にはUV対策が必須
ほくろの増加を防ぐ最も効果的な方法は、紫外線対策です。普段から以下のUV対策を心がけましょう。
1. 日焼け止めを使用する: 普段使いには、SPF30以上、PA+++以上の日焼け止めを外出前に塗り、その後も2〜3時間おきに塗り直しましょう。
2. 日傘や帽子を活用する: 日傘や帽子を活用して、物理的に紫外線をカットしましょう。UVカット効果の高い商品を選ぶと、より効果的です。
3. 日陰を選んで歩く: 特に紫外線が強い時間帯は10~14時の間です。この時間は外出を避けるか、できるだけ日陰を選んで歩きましょう。
4. ビタミンC誘導体配合の化粧品: メラニンの生成を抑え、シミやほくろの予防に効果があります。
紫外線は、曇りの日や冬の日でも降り注いでいます。そのため、季節を問わず、習慣的にUV対策をすることが大切です。
ほくろを増やさないための法
ほくろを増やさないためには、紫外線対策に加えて日頃のスキンケアも重要です。
1. ビタミンC誘導体配合化粧品: メラニンの生成を抑制し、シミやほくろのを予防する効果があります。
2. 角質ケア: 適切な角質ケアで古い角質を除去し、メラニンの排出を促します。
3. 保湿: 乾燥した肌はバリア機能が低下し、紫外線ダメージを受けやすくなります。十分な保湿を心がけましょう。
まとめ
ほくろの増加には、遺伝や体質、紫外線、ホルモンバランスの変化、加齢など複数の原因があります。
ただし、ほくろが急に大きくなったり形や色が変わったりする場合は、病気の可能性もあるため医療機関を受診してください。
ほくろは、適切なケアにより予防が可能なため、日々の紫外線対策や生活習慣の見直しをおこなって、健やかな肌を保ちましょう。