肋間神経痛の症状や原因とは?痛いときのセルフケアも解説

「胸の辺りがズキンズキンと痛んで、大きな病気にかかってしまったかもしれない…」と、不安に思うことがありますよね。
もしかすると、この痛みは「肋間神経痛」によるものかもしれません。
肋間神経痛とは、肋骨に沿って走る神経の「肋間神経」が、なんらかの原因で刺激を受けたり圧迫されたりして起こる痛みのことです。
本記事では、肋間神経痛の原因やセルフケアの方法について解説しています。もしかして肋間神経痛かもしれないと感じた人は、ぜひ参考にご覧ください。
肋間神経痛の症状
肋間神経は肋骨に沿って走る神経の痛みなので、背中・胸の周り・脇の下・お腹などの部分に痛みが出ます。
上半身の左右どちらか片側だけ痛むことが特徴的で、
電気が走るような痛み
針で刺すような痛み
ズキンズキンと脈打つような痛み
肋骨を締め付けられるような痛み
などを感じる人が多いです。また、くしゃみや咳などをすると痛みが強くなることもあります。
数時間から数週間程度で自然に治ることが多いものの、放置すると慢性化してしまうケースもありますので、適切な対処をおこなった方が良いでしょう。
肋間神経痛になる原因
肋間神経痛の原因には大きく分けて2つの種類があります。
続発性肋間神経痛
原発性肋間神経痛
それぞれどのようなものか解説していきます。
続発性肋間神経痛
肋間神経痛の原因が明確にわかるものを「続発性肋間神経痛」と言います。主な原因には以下のものがあります。
脊椎の疾患による神経圧迫
腫瘍による神経圧迫
帯状疱疹
外傷による神経損傷
手術後の合併症
医療機関を受診して、問診やレントゲン、MRIなどをおこなうことで原因が判明します。
腫瘍による神経圧迫の場合は命にかかわりますので、痛みが長引く場合や痛みが悪化する場合には早急に医療機関を受診しましょう。
原発性肋間神経
肋間神経痛の原因が明確にわからないものを「突発性肋間神経痛」と言います。主な原因には以下のものがあります。
筋肉の過度な緊張
刺激による筋肉の収縮
筋肉の疲労
これらの原因となるものには、ストレスや激しい運動による筋肉の使いすぎ、寒くて筋肉が縮こまる、姿勢が悪いなどです。
肋間神経痛になったときのセルフケア
肋間神経痛になったときのセルフケアには以下の5つがあります。
痛みがある場所を温める
姿勢を正しくする
ストレッチをする
生活習慣を改善する
市販薬を使用する
それぞれ解説していきます。
痛みがある場所を温める
身体の緊張した状態が続くと、筋肉が硬くなり肋間神経痛になります。痛みがある場所を温めると血流が良くなり筋肉の緊張がほぐれるため、痛みが緩和されるでしょう。
姿勢を正しくする
姿勢を正しくすることで身体への負荷が減り、痛みが緩和されます。姿勢が悪いと身体を支えるバランスが悪くなり、負荷のかかる部分に痛みを感じがちです。
姿勢を正しくするためには、足を組んで座らない片足に重心を掛けて立たないなど、数時間に1度程度でよいので、正しい姿勢ができているのかチェックしてみましょう。
ストレッチをする
肋間神経痛の痛みを緩和させるためには、ストレッチをして筋肉を緩めてあげましょう。ストレッチをおこなうと、ガチガチになって神経を圧迫してしまった筋肉がほぐれていきます。
はじめは硬過ぎてうまく伸ばせない場合でも、日課にしておこなうと徐々にほぐれやすくなりますので、継続して取り組んでみてください。
生活習慣を改善する
生活習慣を改善して自律神経のバランスを整えると、リラックスするときには緊張状態から解放されます。
睡眠不足・運動不足・過剰なストレスは自律神経を乱れさせてしまい、身体を常に緊張状態にしてしまう原因です。
生活習慣改善のために、睡眠の質を向上させたり適度な運動を取り入れたりするようにしてみてください。
市販薬を使用する
痛みが強い場合は、市販薬を使用するのもおすすめです。身体の強い痛みは精神的にもダメージを受ける場合があります。
あまり我慢をし過ぎずに、市販の痛み止めを飲んだり湿布を貼ったりしてみましょう。
まとめ
肋間神経痛の原因はさまざまで、セルフケアをおこなうことで緩和される場合も多いですが、以下の場合には早めに医療機関を受診しましょう。
痛みが強くなる
痛みが長期間続く
発熱など痛みとは別の症状がある
医療機関を受診することで不安な気持ちを晴らすことができますし、肋間神経痛以外の理由の有無についても早期に判断できます。
また、姿勢を正したりストレッチをしたりすることは、肋間神経痛の予防にもつながりますので、日頃から生活の中で取り入れてみてください。