暑い日こそお湯に浸かろう!おすすめの入浴法も解説

コラム

「今日は暑いから、お湯に浸かると体がもっと熱くなりそうで嫌だな」
「暑い日だし、お湯に浸かるのは面倒だからシャワーでいいや」
このように、暑い日はいつもシャワーがメインという人がいるのではないでしょうか。しかし、暑い日でもお湯に浸かると、疲労回復効果などたくさんのメリットがあります。
本記事では、暑い日にお湯に浸かるメリットやおすすめの入浴法を解説していますので、ぜひ最後までお読みください。

暑い日にお湯につかるメリット

暑い日は「お湯に浸かるよりもシャワーでサッと済ませたい」と考える人も多いのではないでしょうか。
しかし、暑い日こそお湯に浸かるのがおすすめです。お湯に浸かることで得られるメリットは以下の3つです。
 体温調節ができる
 血行が促進される
 リラックス効果がある
それぞれ解説していきます。

体温調節ができる

お湯に浸かると体の中からしっかりと温まり、血行が促進され発汗しますので、体の体温調節を正常に働かせることに役立ちます。
暑い日の室内は冷房が効いていて、体の発汗機能を弱めてしまうことがあります。体は汗をかき、汗が蒸発するときに体を冷やすことで体温を調節していますが、発汗機能が弱まると、体はうまく体温調節ができなくなってしまうのです。
お湯に浸かって体をしっかり温めて発汗することで、弱った体温調節機能の回復が期待できます。

マッサージ効果がある

お湯に浸かると体に水圧がかかり、マッサージをしているような状態になります。そのため、血流やリンパの流れが良くなり、むくみなどの解消に効果的です。

リラックスできる

お湯に浸かると、浮力によって体が軽くなります。このことで、日頃私たちの体を支えている筋肉や関節などへの負荷が軽減され、体をリラックスさせることができます。

暑い日におすすめの入浴方法

暑い日におすすめの入浴方法5ステップを解説します。

1.入浴前に水分補給

入浴前に水分補給をすると発汗しやすくなります。汗をかくと、毛穴に詰まった汚れも取れやすくなる効果があります。

2.かけ湯をする

お湯に浸かる前にはかけ湯をして、体の汚れを流して入るとお湯が汚れにくくなります。また、お湯に浸かる前にかけ湯をすることで、お湯の温度に体を慣らすことができます。

3.5分程度お湯に浸かる

まずは5~10分程度お湯に浸かり、体の角質を柔らかくします。こうすることで、ゴシゴシとタオルで体を洗わなくても汚れが落ちやすくなり、肌を痛めにくくなります。

4.体や髪を洗う

体を洗う時は石鹸やボディソープをしっかり泡立てて、優しく洗います。洗い終わったら、しっかり石鹸成分を流しましょう。髪の毛を洗う時は、事前に髪に付いたホコリや油分をお湯で予洗いしたあとに洗うと、しっかり汚れを落とせます。

5.半身浴なら20分、全身浴なら10分入浴

体や髪を洗ったあとは、ゆっくりとお湯に浸かりましょう。浸かり方は半身浴と全身浴の2つがあります。
半身浴は38~40℃くらいのお湯に、20~30分ほどみぞおちくらいまで浸かります。浸かる部分が少なく下半身からじんわりと温まるため、長い時間のんびり入りたい方は半身浴がおすすめです。
全身浴は40℃くらいのお湯に10~15分ほど肩まで浸かります。しっかりと肩まで浸かると短時間で体が温まりやすく、水圧によるマッサージ効果が高まりますので、体の疲労回復に効果的です。
ただし、全身浴は体に負担がかかるため、血圧が高い人や心臓が弱い人は半身浴の方が安全に入浴できます。

6.入浴後に水分補給

お湯に浸かって汗をたくさんかいたあとは、体が脱水状態になっています。お風呂から上がったら必ずコップ1杯の水を飲みましょう。

まとめ

暑い日でもしっかりとお湯に浸かることで、日々の疲れを解消できます。また、暑いからといっていつもシャワーだけだと、体の芯まで温まらないため、体温調節がうまく回復しないかもしれません。
1日頑張った自分を労わってあげるためにも、ゆっくりとお湯に浸かってみてはいかがでしょうか。

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