正しい姿勢って?ポイントや姿勢改善エクササイズを解説

コラム

「姿勢を改善したい!」と思っている人は多いはず。

しかし、“良い姿勢”って一体どんな姿勢なんでしょう?
また、どうしたら“良い姿勢”に近づくかもわかりませんよね。

そこでこの記事では正しい姿勢のポイントや、姿勢改善のエクササイズを紹介します。
姿勢に悩んでいる方、ぜひ実践してみてくださいね。

姿勢を良くするメリット

印象が良くなる

姿勢が良くなるとまず変化が現れるのが、パッと見の印象です。
姿勢が悪いと老け込んで見えたり、暗い印象を与えてしまったりすることがありますが、背筋がスッと伸びていると爽やかで明るい印象を与えることができます。

体の不調を感じにくくなる

姿勢が良くなると筋肉にかかる負担が減り、体の歪みが改善されます。
そのため悪姿勢による肩こりや腰痛、体の歪みが改善されるなど、不調を感じにくくなることも姿勢を改善する大きなメリットです。

スタイルを維持しやすくなる

姿勢が良くなると筋肉にかかる負担が減るだけでなく、筋肉が正しく働くようになります。
それに伴い基礎代謝が活発になったり、姿勢が正しくなることで内臓機能が正常になったりするため、太りにくくスタイルを維持しやすくなるでしょう。

良い姿勢のポイント


いわゆる“良い姿勢”というのは、横から見た時に次の体のパーツが一直線に並んでいる状態を指します。
鏡で見たり、写真に撮ったりして確認しましょう。

・耳の穴
・肩峰(肩)
・大転子(足の付け根)
・膝
・くるぶし

耳の穴が肩峰より前にあると「猫背」、大転子が後ろにあると「反り腰」の可能性があります。

また、座位の場合は耳の穴〜大転子が一直線になっているかを確認しましょう。

姿勢改善エクササイズ

首のエクササイズ

猫背の方に試していただきたいのがこちら。
首の位置を後ろに戻すことで、背骨をスッと伸ばしやすくなります。

<やり方>
1.椅子か床の上にラクな姿勢で座る
2.両手を組み、後頭部に添える
3.両手で頭を前方に押し、頭で手を後方に押し返す
4.3の状態を30〜60秒キープする
5.2〜3セット行う

<ポイント>
・頭の位置が骨盤の真上にくる位置で押し合う
・背骨はまっすぐに保ったまま行う
・動作中は呼吸を止めず、3の時は息を深く吐き続けると良い

胸を開くストレッチ

こちらも背中が丸まりがちな方におすすめのストレッチ。
胸をしっかり開くことで、姿勢を保ちやすくなります。

<やり方>
1.椅子か床の上にラクな姿勢で座る
2.背中側で両手の指を絡める
3.両手首、肩甲骨を寄せる
4.胸を突き出して目線を天井に向ける
5.深い呼吸を繰り返す

<ポイント>
・肩が上がらないように首を長く保つ
・胸に呼吸を取り込むイメージで息をすると◎
・立った状態で行ってもOK

腰のストレッチ

反り腰の方におすすめなのが、腰を伸ばすストレッチ。
腰回りの緊張がほぐれ、腰痛や姿勢改善につながります。

<やり方>
1.体育座りで座る
2.太ももの下で両手をしっかり組む
3.息を吸いながら背骨をまっすぐ伸ばす
4.息を吐きながら尾てい骨を床につけるように体を丸め、やや後傾させる
5.目線をヘソに向け、腰回りに伸びを感じながら呼吸を繰り返す

<ポイント>
・単に背中を丸めるのではなく、骨盤を後傾させる
・尾てい骨から徐々に背骨を丸めるイメージで行うと◎
・太ももにぶら下がるイメージで腰〜背中を伸ばす

まとめ


姿勢改善は毎日の積み重ねが大切です。
ご紹介したストレッチですぐに改善されることはありますが、コツコツと続けることで少しずつ良い姿勢に近づきます。
ストレッチを行うタイミングは朝・昼・晩のいつでも構いませんので、できる時に行うように心がけてくださいね。

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