太らない食べ方ってある?気を付けるポイント

コラム

「食べても太らなきゃいいのに…」なんて思ったことがある人は少なくないはず。
どんなに食べても一切太らないというのは難しいですが、実際に“太りにくい食べ方”は存在します。

この記事では太りにくい食べ方のポイントについて紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

まずは注目すべきは「血糖値」

太りにくい食べ方のコツとしてまず挙げられるのが、血糖値の急激な上昇を防ぐこと。

食事で糖質を摂ると血糖値が上昇しますが、この時に血糖値を下げるホルモン「インスリン」が分泌されます。

この「インスリン」には糖分を脂肪に変えて溜め込む働きがあるため、できるだけ血糖値を緩やかに上昇させると不要な脂肪を溜め込まずに済むのです。

「血糖値」を緩やかに上げるためには?

血糖値の上昇を緩やかにするために必要なのは、「GI値」の低い食品から食べること。

「GI値(グリセミックインデックス値)」とは食品を食べた時の血糖値の上昇の割合を表す値で、GI値が60以下の食品は「低GI食品」と呼ばれています。

食事の際は「低GI食品」から口にすることで血糖値の上昇が緩やかになることがわかっているため、できるだけ以下のような食品から食べ始めるように心がけましょう。

・野菜
・肉
・魚 など

ちなみに、GI値が高い食品は炭水化物類や芋類など。
これらを口にするときは、野菜や肉などの後に食べるように意識してみてください。

まだまだある!太りにくい食べ方のコツ

脂質or糖質を摂りすぎない

太りにくい食事を目指すなら、栄養バランスが偏るのはNG。

「糖質制限」や「脂質制限」が流行っていますが、どちらかを制限してももう一方を大量に摂ってしまえば結果は同じです。
カロリーを過剰に摂取してしまい、エネルギーが余分に蓄えられることになります。

どちらかを制限する場合はほどほどにし、もう一方を摂取しすぎない&野菜などもしっかり摂取するように心がけましょう。

よく噛んで食べる

昔からよく言われていることですが、よく噛んで食べることも太りにくいコツの一つ。
しっかり噛むことで満腹中枢が刺激されるため、食べ過ぎを防ぐことができます。

目標は一口に対し20回以上咀嚼すること。

テレビを見たりスマートフォンをいじったりと「ながら食べ」をするとあまり噛まずに食べてしまうことがあるため、食事の時は食事に集中するのもおすすめです。

夜遅い時間に食べない

私たちの体には「ビーマルワン」と呼ばれる、脂肪を溜め込む働きをするタンパク質が存在しています。
ビーマルワンは時間帯によって増減することがわかっており、ピークは22時〜深夜2時ごろ。

つまり、この時間に食事をすると通常よりも脂肪が溜め込まれやすくなってしまうのです。

そのため22時以降の食事はできるだけ避けるのがベスト。
どうしても遅くなってしまう場合は脂質の多い食事は避け、消化の良いものを中心に食べるようにしましょう。

極端な食事制限はNG


「太りたくないなら食べなければいいのでは?」と思う人もいると思いますが、極端な食事制限は要注意。
栄養不足は代謝の低下につながり、脂肪を燃やしにくい体になってしまいます。

さらに、栄養が入ってこないことを体が認知すると栄養を蓄えようとするため、かえって太りやすくなってしまう可能性も。

代謝を保つためにも極端な食事制限はせず、栄養バランスに気をつけながら一定量を食べるように心がけましょう。

まとめ


以上、太りにくい食べ方のコツについてご紹介しました。

全部を実践するのが難しければ、まずはできるところからでOK。
よく噛んで食べる、野菜から食べるなど、取り入れやすいところから実践してみてくださいね。

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